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初心者の指導について

 各種大会で常に優秀な成績を納めるとともに団員が増加している玉島・乙島剣道スポーツ少年団の今井正人先生に
初心者指導等について寄稿いただきました。
 少年剣道の指導者の方々におかれましては参考にしていただければと思います。
                                        
                                  岡山県剣道連盟 普及委員会 委員長 山本雄三

初心者の指導について
 この度、当団においての初心者指導について一言述べよとのお話があり、私が心掛けて行っていることを申し上げます。少しでも皆様方の参考になれば幸甚に思います。
 初心者のご父兄は剣道について日本において古くから伝承されてきた非常に厳格な武道であるという観念を持って親子ともども緊張して入団してまいります。
 そこで、保護者にはリラックスしてもらうため正座をして見学をしていると何度となく足は楽にして下さいと笑顔で接するようにしております。
 新入生団員には、まず、道場に出入りするさいの礼、大きな声での挨拶・返事から、なぜ行うか保護者にも理解できるように分かり易く説明していき家庭生活でも実践してもらうようにお願いいたしております。
 現代の子供さんは日常生活において椅子に座ることが多く正座をすること事態があまりありません。剣道においてなぜ正座をするのか等古くからの伝統について子供と同じ目線で冗談を交えて話をしながら第1段階の指導に入っていっております。
 そして、百円均一のお店で玩具の刀を買い、まず、抜いたり納めたり我流で構えたりして遊びながら剣道を習い始めたと云う雰囲気を作っていきます。
 その後、道着の着用・足運びの稽古、切り返しを始めとする基本動作の指導等は皆様方と変わりないと思います。初心者の間は道場の雰囲気に慣れるまで休憩時間を何度もとり、終了時間も他の団員より30分位早く終わり、保護者の方々には必ず帰宅途中及び家庭において家族の前で「今日も良く頑張った」と褒めて貰い、家族全員で「頑張るのよ」と尻押しをしてもらっています。
 団員・保護者・指導者・家族の協力を当団の指導方針として頑張っておりますので今後ともご厚誼よろしくお願いいたします。
                                    玉島・乙島剣道スポーツ少年団  今 井 正 人